祝辞

文部大臣　小杉隆

JOCジュニアオリンピックカップ第5回全国中学生なぎなた大会が、盛大に開催されるに当たり、一言お祝いの言葉を申し上げます。

近年、国民のスポーツに対する関心がとみに高まりをみせる中、なぎなたは、心を磨き、身体を鍛え、豊かな人間形成を目指す我が国の長い歴史と伝統に培われた武道として、青少年から高齢者に至るまで多くの人々に親しまれております。

このような中で、皆さんがなぎなたの稽古を通して心・技・体を鍛練することは、心身ともに調和のとれた健全な中学生として成長するために役立つばかりでなく、我が国の伝統文化の継承者としての貴重な経験であり、大変有意義なことであります。

全国の中学生が目標とする本大会に参加される選手の皆さん、どうか日ごろの技と力を十分に発揮し、立派な成果をあけてください。また、この大会が日本を代表する選手へのステップとなるとともに全国から集まった仲間との友情の輪を広げ、素晴らしい思い出となることを期待いたします。

終わりに、本大会の開催に御尽力された財団法人全日本なぎなた連盟をはじめ、関係の皆様方に心から敬意を表しますとともに、本大会の御成功とますますの御発展を祈念して祝辞といたします。

祝辞

広島県知事　藤田雄山

JOCジュニアオリンピックカップ第5回全国中学生なぎなた大会が盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げますとともに、県民を代表しまして、皆様を心から歓迎申し上げます。

昨年の「ひろしま国体」並びに「おりづる大会ひろしま」においては、全国から多くの方々の参加を得て、県内各地で思い出多い感動のドラマが展開されました。本県では、これらの大会の成果を踏まえ、本年「広島県スポーツ振興計画」を策定し、スポーツを通じた「心豊かで活力ある県民生活づくり」を推進しているところです。

こうした中、次代を担う中学生の皆さんを本県にお迎えし、本大会が開催されますことは、本県のスポーツ振興にとりましても大変意義深いことであります。

選手の皆さん、持てる力を十分に発揮されるとともに、全国の仲間との友情の輪を一層広げてください。

また、是非この機会に広島の文化や豊かな自然にも触れていただき、楽しい思い出を数多くつくられますことを念願しております。

終わりに、本大会の開催に御尽力いただきました関係の皆様に深く敬意を表しますとともに、なぎなた競技の一層の発展と本大会の御成功を祈念して、祝辞といたします。

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